このように考えていませんか。
そんなあなたにぴったりなのが「東京セカンドキャリア塾」です。
この記事では「定年後」のセカンドキャリアを考える最強講座「東京セカンドキャリア塾」について、筆者みずからが参加した実体験を踏まえてご紹介します。
東京都が主催する事業なので、東京都にお住まいか、勤務先が東京都の方に利用が限られます。
地域限定情報で申し訳ないです。
はじめに結論をお伝えしておきます。
「定年後」どうしようと悩んでいる方にとって「最高に役立つ講座」です!
何がそんなに役立つのかご説明いたします。
「東京セカンドキャリア塾」について

「東京セカンドキャリア塾」ってそもそも何なんですか?
初めて聞いたという方も多いと思います。
実は筆者も知りませんでした。
たまたま訪れた品川区中小企業センターでチラシを手に取るまでは。
「東京セカンドキャリ塾」とは東京都が主催する事業
「東京セカンドキャリア塾」は、2018年10月にスタートした東京都が主催する事業です。
東京都は、シニアが「生涯現役」でいきいきと活躍できる社会の実現を目指し、「シニア就業応援プロジェクト」を立ち上げました。
プロジェクトは3事業からなり、その中のひとつが「東京セカンドキャリア塾」です。
目的は「働く意欲のあるシニア」を対象にセカンドキャリアを学ぶ機会を設けて、多様な働き方を支援していくための講座になります。
»東京都報道発表資料(2018年8月10日 産業労働局)参照
2018年のスタート時は「アクティブシニアコース」(65歳以上を対象)のみでしたが、2020年からは「プレシニア向けコース」(55歳~64歳を対象)が新設されました。
さらに、2021年からは、「オンライン講座」も新設されています。
だんだんと規模が拡大していますね。一覧表にまとめてみました
対象/年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
---|---|---|---|---|---|---|
65歳以上 アクティブシニア コース | 定員100名 43講座 6ヶ月間 | 定員120名 54講座 6ヶ月間 | 定員96名 42講座 6ヶ月間 | 定員150名 46講座 6ヶ月間 | 定員150名 41講座 6ヶ月間 | 定員150名 41講座 6ヶ月間 |
55〜64歳 プレシニア向け コース | ー | ー | 3期120名 平日/土曜日 8講座 1〜2ヶ月 | 3期120名 平日/土曜日 14講座 1〜2ヶ月 | 3期180名 平日/土曜日 14講座 1〜2ヶ月 | 3期180名 平日/土曜日 14講座 1〜2ヶ月 |
企業・中高年向け (オンライン) | ー | ー | ー | 企業300名 個人300名 | 企業300名 個人300名 | 企業300名 個人300名 |
「プレシニア向けコース」(55~64歳)は会社員向けコース

「プレシニア向けコース」は、対象年齢(55〜64歳)を考えると会社にお勤めの方を想定しているようです。
会社員にも受講しやすいように、「平日夜間」と「土曜日」コースがあり、実施期間も「1か月半~2か月」となっています。
筆者(参加時年齢59歳)が参加したのは、この「プレシニア向けコース」になります。
2023年度の第3期「土曜日コース」です。(2024年2月~3月)
会場は、日本橋にある「ビジョンセンター東京日本橋」でした。

短期間で多くの学びや気づきがあり、「定年後」のライフワークの考えや計画に大きな影響を受けました。
できれば、もう1~2年前(57〜58歳)に受講できていればもっと良かったかもしれません。
「セカンドキャリア塾」という名称で民間企業が実施しているものがいくつかあるようですが、一番の違いは「料金」だと思います。
「東京セカンドキャリア塾」は主催が東京都のため全て「無料」なのです。
ほんとうに驚きます。
民間企業はたまったものではないでしょう。
そうそうたる講師をそろえた「14講座」、
期間中1回「キャリアカウンセリング」を受けられ、
シニアが就業している企業2社に実際に訪問し、お話を伺えるカリキュラム「職場体験」
が組まれています。
さらに期間中は参加者同士がコミュニケーションをとれる「受講生専用サイト」まであるのです。
筆者も、かかった費用は講座会場等までの交通費、授業の帰りに立ち寄ったカフェ代、親しくなった皆さんとの打ち上げ代ぐらいでした。
これだけの講座を運営するのは、そうとうな労力と予算がかかっていると想像できます。
運営・事務局を受託しているのは株式会社アデコで、スイスに本部がある総合人材サービス企業の日本法人でした。
「東京セカンドキャリア塾 プレシニアコース」の講座内容について

概要はわかったけど、講座のカリキュラムをもっと詳しく知りたいな。
どんなことを学べるの?
今回、詳細の講座内容をご紹介するのは、筆者が参加した講座「プレシニアコース」(55~64歳)になります。
講座資料等の無断転載は禁止されていますので、ホームページでオープンにされている情報と筆者の体験談、感想を中心にご紹介いたします。
カリキュラムや講師は年度ごとに進化していることでしょう。
今回の内容をホームページで確認してみました。
やはり新しい講師の方のお名前がありましたが、カリキュラムについては、筆者が受講した内容とほぼ同じでした。
講座内容 ~4つのカリキュラムテーマ~
講座は、必須受講の「基本講座」と任意受講の「選択講座」があり、全てあわせて14講座です。
14講座は、カリキュラムの4つのテーマにバランスよく割り振られています。
■4つのテーマ
① 時代を知る
②自分を知る・考える
③幅を広げる・強みを創る
④行動する
このテーマを見た時に、「企業の戦略策定フローと同じだな」と感じました。
一覧表にまとめてみました。戦略策定フローは表の一番下に追記してあります。
カリキュラム テーマ | ①時代を知る | ②自分を知る ・考える | ③幅を広げる ・強みを創る | ④行動する | 計 |
---|---|---|---|---|---|
基本講座 (必須) | 2講座 | 3講座 | 1講座 | 2講座 | 8講座 |
選択講座 (任意) | ー | ー | 4講座 | 2講座 | 6講座 |
計 | 2講座 | 3講座 | 5講座 | 4講座 | 14講座 |
戦略策定 フローだと… | 外部環境分析 PEST分析 | 内部環境分析 SWOT分析 | クロスSWOT分析 STP分析 | マーケティング戦略 アクションプラン策定 |
① 時代を知る⇒「外部環境分析」「PEST分析」
②自分を知る・考える⇒「内部環境分析」「SWOT分析」
③幅を広げる・強みを創る⇒「クロスSWOT分析」「STP分析」
④行動する⇒「マーケティング戦略 アクションプラン策定」
ぴったりあてはまりますね。
自分を一つの独立した会社と考えて、定年後のプランを戦略的に考えていくというカリキュラムになっているのです。
外部環境の「機会」に、自分の「強み」をかけ合わせて最適なアクションプランを立てるという流れです。
14講座は単体でバラバラなものではなく、全体で流れが設計されており、違う講座・講師であっても内容が連携されていることを強く感じました。
講座の進め方 ~座学とグループワークのほどよいバランス~

講座の進め方は、「座学」ばかりではありません。
「グループワーク」が頻繁にはさまれていますので、緊張感と集中力が途切れることはありませんでした。
席順は毎回変わりますので、いろいろな方と「グループワーク」をする機会があります。
この「グループワーク」がキモなのです。
なぜなら、自分ひとりで考えていては気づかない部分が見えるからです。
また、自分の考えやビジョンを誰かに向かって「言語化する」大切さを実感します。
会社で同じような研修を受けた方もいらっしゃいましたが、その方によると企業内研修だと「グループワーク」でも本音は言えないそうです。まあ当然ですね。
この「東京セカンドキャリア塾」では、初対面の方ばかり、しかも同じような境遇の方々なので本音が言いやすかったそうです。
筆者は、「グループワーク」に苦手意識がありましたが意外と緊張せずに参加できたのも、このような話やすい雰囲気のおかげだと思います。
実は、このサイトも3月のグループワークで「5月にスタートする」と宣言したものなのです。
当時は、ぼんやりとした構想だけで何も決まっていませんでした。4月から試行錯誤で始めたもののなかなか進みません。
5月に入って頑張れたのも、「皆んなに5月スタートって宣言したからな!」という思いが背中を押したのは間違いないです。
そして、なんとか5月15日に、たった4記事でしたがスタートすることができたのでした。
言語化することの大切さを数か月後に実感した例です。
「キャリアカウンセリング」~貴重な体験~

14回の講座とは別日に、「キャリアコンサルタント」や「キャリアカウンセラー」の資格を持つカウンセラーに、50分のキャリアカウンセリングを1回受けることができます。
キャリアカウンセリングを受ける機会などあまりなかったので、とても貴重な体験でした。
「職場体験」(2社)~ユニークなカリキュラム~
「職場体験」も14講座とは別日に2日間設定されます。
シニアの方が就業し活躍されている企業や、定年後に起業した企業など2社に実際に訪問して、体験談等の様々な話をお聞きすることができます。
このカリキュラムは非常にユニークだと感じました。
なかなかできない貴重な体験です。
筆者が訪問してお話をお聞きしたのはこのような方々です。
1社目は、定年後に地元で起業された方です。
「コミュニティービジネス」という地域活性化のビジネスとして注目されています。
前職の「旅行会社」でのノウハウと、地元の「調布飛行場」を結びつけた画期的アイデアと、起業するまでのエピソードはとてもひきつけられました。
2社目は、65歳以上の方を積極的に雇用している「著作権エージェント会社」です。
取締役の方、実際働かれているシニアの方に貴重なお話をうかがいました。
皆さま、非常にアクティブで自分のライフワークをしっかりと歩んでいると感じました。
また、シニア雇用については、東京都の「東京キャリア・トライアル65」という制度を活用した事例でもあります。
「コミュニティービジネス」も「著作権エージェント会社」も初めて聞く言葉で、このような企業が存在していることにも衝撃を受けました。
自分の視野がどれだけ狭いのかということを痛感したカリキュラムでした。
ちなみに、「東京キャリア・トライアル65」も、「シニア就業応援プロジェクト」3事業のうちの一つです。
»東京キャリア・トライアル65(65歳以上の求職者用サイト)
「受講生用専用サイト」 ~受講生コミュニケーション活性化の手厚いサポート~
受講期間中は「受講生専用サイト」にログインでき、事務局からのお知らせや、受講生同士のコミュニケーションに活用できます。
「受講生専用サイト」まであるのは驚きです。
各自の「自己紹介ページ」があり、参加者のお名前とプロフィールを一生懸命覚えた記憶があります。
「平日コース」と「土曜日コース」全員で60名もいますので、覚えきれないほどの仲間がいっきにできるのです。
「自由に書き込みができるページ」もあり、コミュニケーション活性化を後押ししたサイトでした。
プロフェッショナルな講師陣について

カリキュラムの概略はわかったけど、大切なのは講師じゃない?
講師はどうなの?
筆者も講師陣は気になりました。
手に取ったチラシには、講師の筆頭になんと「大江 英樹さん」がいらっしゃったのです。
「おぉ!大江さんじゃないですか」
チラシをはじめて手にした品川区中小企業センターの資料コーナーで、思わず声をあげてしまいました。
当時、大江 英樹さんの書籍を何冊も読んでいましたので、かってに顔見知り状態になっていました。
別記事で大江さんの書籍を紹介していますので、よろしければそちらもご参照ください。
残念ながら大江さんは今年(2024年)1月にお亡くなりになられ、実際にお会いすることはできませんでした。本当に残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
それ以外の講師の方は、この時点では失礼ながら誰も存じ上げず、まったく判断できませんでした。
でも大江さんのハロー効果で、皆さんしっかりとした方たちに違いないと思ったのを覚えています。
講師の方々
プロフィールはホームページを見ればわかりますので、ここでは受講した時の筆者の印象をご紹介します。

いちばん初めの授業が木村勝先生で、話しはじめから引き付けられました。
ソフトな語り口と深い内容の授業で、人間的魅力と実力を兼ねそなえた方です。
数々の書籍のほか、ホームージ、noteなどで多くの情報発信をされています。Facebookからは気さくな人柄を感じることができます。
木村先生の書籍は、別記事 »まさにタイトルとおりの本!【知らないと後悔する定年後の働き方】(木村 勝 著)で紹介していますの、こちらもぜひお読みください。

小島貴子先生をひとことで言うとパワフル。みずから切り開いてきたご自身の体験もパワフルそのもので、授業からそのエネルギーを受け取ることができました。
授業を受けたあとのヤル気持続時間は24時間なので、本日中に必ず振り返りをしてほしいとおっしゃっていました。
筆者は、授業後に日本橋のカフェで振り返りをやる習慣をこの時から始めました。
4月から新たに学校の校長に就任されるなど、今もなお挑戦し続けている姿に脱帽です。その姿はFacebookで拝見することができます。

2024年度の新しい講師の方です。

垂水菊美先生は、「素晴らしい」のひとことです。優しさのなかに強い信念を感じる方で、一番登壇回数の多い先生でもありました。
授業で多くの気づきがあり感謝しております。
自らも厳しい学びの場に挑戦し続けているところは、現役アスリートを彷彿させます。挑戦している姿はFacebookでうかがうことができます。

2024年度の新しい講師の方です。

尾久陽子先生は、陽気でパワフル、そしてユニークな授業内容で、固い頭がぐるぐる動くような経験をしました。
テキストも役立つ情報が満載でした。
Facebookから明るく元気な人柄を感じることができます。

須藤明彦先生は、クールで穏やかな印象ながら熱い情熱を感じる方です。
筆者は授業で教えていただいた「アファメーション」をベースに、毎日実施する独自のトレーニング方法を考えて今でも実践しています。
ご都合で登壇予定が変更になりました。

土屋洋子先生は、穏やかで優しいイメージの方で、筆者はこの授業のグループワークをとおして、現在の「ライフワーク計画」を具体的に考えつきました。

氏家祥美先生は、「お金」の大切さに焦点をあてた授業を担当されたファイナンシャルプランナーの方です。
いろいろ計画たてても生活できなければ意味ないですからね。「お金」と「健康」あっての定年後ライフワークです。
どの講師もプロフェッショナルな方々で驚くばかりです。
下世話な話、この講師の方々のセミナーを普通に受講したら、いったいいくらかかるのだろうかと考えてしまいます。
「平日夜間コース」と「土曜日コース」の違い

「平日夜間コース」と「土曜日コース」は何がどう違うの?
「平日夜間コース」と「土曜日コース」のスケジュールはけっこう違いがあります。
一番の違いは、「平日夜間コース」は1回1講座ずつ進んでいきますが、「土曜日コース」は1回で2講座ずつ進むことです。

「土曜日コース」は初めからアクセル全開です。
「平日コース」は初めこそじっくりスタートですが、2ヶ月目から少し大変です。
なぜなら、水曜日の夜に「基本講座」、土曜日に「選択講座」と週2日になりますので。
というのも、2ヶ月目からの「選択講座」は、「平日夜間コース」と「土曜日コース」合同で土曜日に実施されるからです。
各コース30名なので、合同で60名になります。
「選択講座」は任意なので60名ではなかったですが、なかなかの人数でした。
「土曜日コース」の授業は午前1講座、午後1講座です。
途中で昼休憩をはさみますので、「グループワーク」でご一緒だった方々と一緒にランチに行くことも多々ありました。
「平日コース」は、授業のあと飲みに行っていると思いきや、21時終了なのでいそいで帰る方が多かったようです。
翌日も仕事がありますからね。
受講までの流れ ~なかなかの「狭き門」~

どうやったら受講できるの?
申し込んだら必ず受講できるの?
最後に、どうやったら受講できるのかをご紹介します。
簡単に受講できるのかと思いきや、なかなかの「狭き門」だったのです。
対策をたててのぞむことをオススメします。
筆者の体験談がお役にたてれば幸いです。
「事前説明会」 ~事前説明会へ参加する時の準備~
受講するためには、「事前説明会」の参加が必須です。
まずは、公式ホームページから申し込んで、「事前説明会」に参加をしましょう。
ここですでに注意点があります。
「事前説明会」に参加する前にやっておく準備があるのです。
事前説明会の注意事項にこのような記述があります。
東京セカンドキャリア塾の受講をお申込みされる方には、説明会で申込書類をご記入いただきます。
その際、希望動機や面接希望ご記入いただきますので、事前にご準備のうえ、お越しください。
これは見落としがちです。
筆者はたまたま気がついて、iPhoneのメモアプリにざっくりと「志望動機」をまとめて参加したので、当日はメモを書き写すだけですみました。
これは準備して説明会に参加しないと、当日あせってしまうと思います。
記入時間もあまりありませんので。
筆者が参加した時には、「志望動機をあとから送ってもよいか」と質問している方がいらっしゃいました。
「事前説明会」のあとは、「面接」があります。
「面接希望日」の候補を記入する用紙がありますので、「面接可能日時」をチェックします。なるべくたくさんチェックしてほしいとアナウンスがありました。
「面接」 ~驚きの倍率。5倍以上~
「事前説明会」で衝撃的な事実を聞かされました。
合格倍率はなんと5倍以上。
各コース30名、合計60名の定員に、300名以上が応募しているということになります。
非常に「狭き門」だったのです。
年々倍率は高まっているそうですので、今年度はもっと高いかもしれません。
まあ、これだけの講座が無料ですので、人気があるのは当然ですね。
その倍率をクリアするための選考は、なんと「面接」のみ。
「テスト」はおろか、「履歴書」の提出も一切ありません。
(テストがあったら、それはそれで厄介ですが…)
「面接」一本勝負です。
ですので、準備できることは「面接対策」と「神頼み」しかありません。
準備に「神頼み」が入っているとは本当に申し訳ないです。
「面接対策」 ~2つの対策~
「面接対策」については、「これだけ準備して落ちたら縁がなかったと諦められる」くらいの準備をしようと取り組みました。
対策は2つ、①「想定問答」作成と、②「一人模擬面接」です。
①「想定問答」作成のポイント
「想定問答」のポイントですが、まず、ホームページの「よくあるご質問」に選考基準の記載がありますので要チェックです。
Q.選考基準を教えてもらえますか?
A.入塾の動機や目的、修了後の進路についてのお考えを重視し、総合的に判断させていただきます。
東京セカンドキャリア塾ホームページ「よくあるご質問」より
当然の質問ですが、これは確実に押さえないといけないですね。
次のポイントです。
行政の事業ですので「施策目的」にそったキーワードを重視するのではないかと予想できます。
東京セカンドキャリア塾の目的は
「働く意欲のあるシニア」を対象にセカンドキャリアを学ぶ機会を設けて、多様な働き方を支援していくです。
また、そもそもの施策である「シニア就業応援プロジェクト」の目的は
「生涯現役」でいきいきと活躍できる社会の実現です。
このあたりのキーワードと自分の考えをミックスして整理しておけば、行政視点からの質問にも対応できます。
実際の質問はこのような内容でした。(覚えている限りです。)
志望の動機、会社のこと、仕事で最も思い出に残っていること、授業はグループワークが多いが大丈夫か、グループワークではどんな役割になると思うか(話す方、聞き役、ファシリテーター)、資格は持っているか、などなど。
想定外だった質問がありました。
「休まず出席できるか」という質問です。
「どこから通って、移動時間はどれくらいか」も聞かれましたので、主催者側としては「出席率」を重要しているようです。
「仕事」より「講座」を優先させるぐらいの意気込みが必要ですね。
このぐらいの範囲をまとめておくと、どのような質問がきてもあわてることはありません。
②「一人模擬面接」 あがり症の人向け
「一人模擬面接」というのは、1人2役で実際声に出してやってみるというものです。
面接官(自分):「それでは、志望動機をお話しください。」
自分(自分):「はい、こちらの講座を志望した理由は…」
このような感じで、一人でぶつぶつ話すという練習です。
これ、誰も見てないのに意外と恥ずかしいものです。
「面接官の視線」を疑似的に作るため、パソコンのカメラ機能で自分を映し出すことを思いつきました。
さらに恥ずかしくなります。
でも、このおかげかどうか、なんとか倍率5倍以上の狭き門を突破できました。
申し込みから講座修了までの時系列説明

初めてチラシを手にしてから、講座が修了するまでの5カ月を時系列にまとめてみました。
「事前説明会」申し込みから講座がスタートするまではちょうど2カ月でした。
意外とかかりますね。
年月日 | 内容 |
---|---|
2023年10月 | 偶然手にしたチラシで「東京セカンドキャリア塾」の存在を知り、第3期に応募しようと決心する。 募集開始が12月上旬となっていたので開始日に気をつけていた。 |
2023年12月4日 | ホームページから「事前説明会」に申し込む |
2023年12月9日 | 「事前説明会」参加。 倍率が5倍以上と聞き「面接対策」を始める |
2023年12月16日 | 「面接日」 会場は新宿センタービルの株式会社アデコ。 面接官は2名 |
2024年1月12日 | ホームページ上で「合格発表」 合格者は入塾の最終受講意思を送付する必要あり |
2024年1月16日 -17日 | 事務局よりオリエンテーション日時や事前準備の連絡メールあり |
2024年1月27日 | 「オリエンテーション」参加。 基調講演、IDカード、塾生専用サイトのID・パスワード配布あり 「キャリアカウンセリング」、「職場体験」の可能日を提出。 |
2024年2月3日 2回目:2月10日 3回目:2月17日 4回目:2月24日 | 「基本講座」「土曜日コース」スタート |
2024年2月22日 | 「キャリアカウンセリング」受ける |
2024年2月28日 | 「職場体験」:1社目の企業訪問 塾生4名(平日コース2名、土曜日コース2名) |
2024年3月14日 | 「職場体験」:2社目の企業訪問 塾生4名(平日コース2名、土曜日コース2名) |
2024年3月2日 2回目:3月9日 3回目:3月16日 (土曜日コース最終日) | 「選択講座」(平日・土曜日コース合同)スタート 3月16日は授業後に「交流会」 |
2024年3月26日 | 「修了証書」が自宅に届く ※意外と立派です! 地味にうれしい |
■2024年度 募集について(»募集終了しました)

最後に、2024年度の募集は、8月9日からすでに始まっています。
詳しくは下記「東京セカンドキャリア塾」ホームページをご参照ください。
最後に私的な意見
ここまで「東京セカンドキャリア塾」に関して、「べた褒め」の話しか書いておりませんが、筆者が唯一「残念だなあ」と思った点があります。
それは、「セカンドキャリア」というネーミングです。
これはもう「難くせ」に近い意見です。
ただ、定年前後はそれほどまでに「センシティブ」になってしまうという事例としてご理解くださると幸いです。
「難くせ」に興味のある方はこちらの記事をご参照ください。
今回は以上になります。
もし、少しでも興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください。
必ず役に立つはずです!
P.S. 「東京セカンドキャリア塾 オンライン講座」の2024年度 第3期生の募集が始まっています。2024年度はこれが最後の募集です。(»募集終了しました)
募集期間は、2025年1月10日(金)~1月24日(金)です。こちらの記事でご案内していますのでご参照ください。
P.S. 「東京セカンドキャリア塾 リアル講座」の2024年度 第3期生の募集が始まっています。(»募集終了しました)
募集期間は、2024年12月3日(火)~12月27日(火)です。こちらの記事でご案内していますのでご参照ください。
P.S. 「東京セカンドキャリア塾 オンライン講座」の2024年度 第2期生の募集が始まっています。(»募集終了しました)
募集期間は、2024年11月8日(金)~11月22日(水)です。こちらの記事でご案内していますのでご参照ください。
P.S. 「東京セカンドキャリア塾 リアル講座」の2024年度 第2期生の募集が始まっています。(»募集終了しました)
募集期間は、2024年10月4日(金)~10月22日(火)です。こちらの記事でご案内していますのでご参照ください。
P.S. 「東京セカンドキャリア塾 オンライン講座」の2024年度 第1期生の募集が始まっています。(»募集終了しました)
募集期間は、9月13日(金)〜10月2日(水)です。こちらの記事でご案内していますのでご参照ください。
「定年後」について、そろそろしっかり考えたい。
でも、一人だと進まないのでセミナーのようなものないかな。
講師がいろいろと教えてくれるほうが楽でいいな。