はじめに、おことわりしておくことがあります。
この記事は、貴重な時間を割いてまでお読みいただく必要はまったくありません。
なぜならば、「定年後」に対して一般的に表記されるさまざまな呼称に対し、「どれもなんだかフィットしない」と違和感をいだいていた筆者が、「ぴったりくるネーミング」を考えたというだけの記事だからです。
有益な情報は一つもないと断言できます。
ですので、この時点で離脱していただいてかまいません。
でも、せっかくですのでサイト内のほかの記事に立ち寄ってもらえれば幸いです。
ほかの記事は、少しでもお役に立てるよう心掛けて書いていますので。
「ちょっとつき合ってやるか」という人のために、さっそくはじめることにします。
「定年後」の一般的な呼称 調べてみた

「定年後」の一般的な呼称について調べてみました。
するとこのような聞き覚えのあるフレーズがでてきました。
・第2の人生
・セカンドライフ
・セカンドキャリア
・セカンドステージ
・リタイア
・セミリタイア
よく聞く呼称ですよね。
ですが、どうしても「違和感」を感じてしまいます。
正確にいうと、「違和感」を感じるようになった、です。
筆者も「定年後」について考え始めるまでは何も感じませんでしたので。
具体的にいうと、
「第2」とか「セカンド」に、どうしても「1番目より下」というニュアンスを感じてしまうのです。
「リタイア」ともなると、人生を「棄権」するような感じまでいだいてしまいます。
別記事で、「定年後を考える最強講座」としてご紹介した「東京セカンドキャリア塾」も、正直言うとネーミングだけは残念だなと思っていました。
当事者は思った以上にセンシティブなのです。
「東京セカンドキャリア塾」の体験ルポ!もぜひお読みください。(こちらは役立つ記事です。)
「定年後」の一般的な呼称 深掘りしてみた
さらに調べてみて、出てきた呼称がこれです。
・シニア
・シニアライフ
・シルバー
・シルバーライフ
・老後
・熟年期
・熟年ライフ
・余暇生活
・余生
・悠々自適
こんどはまた別のニュアンスを感じてしまいます。
「疎外感」とでもいうのでしょうか。
何かちょっと「区切られたな」と言いますか、「別室に案内されたな」といった感覚です。
さらには、このような表現も目につきはじめました。
・アクティブシニア
・ゴールデンライフ
・プラチナエイジ
「疎外感」がさらに強調されたなぁというのが正直な気持ちです。
「特別室」に案内されたうしろで重厚な扉がしまり、その扉のプレートに刻まれている文字のようです。
加えて、「だいぶ気をつかわせてしまって申し訳ない」という気持ちにもなってしまいます。
「定年後」の一般的な呼称 ChatGPTに聞いてみた

調べるのはもうやめて“ChatGPT”に聞くことにしました。
するとどうでしょう。
今までのことばはすべて網羅しているほか、
・老後(Old Age)
・退職後生活(Post-Retirement Life)
・人生の秋(Autumn of Life)
・人生の黄昏(Twilight of Life)
・最後のチャプター(Final Chapter)
・時の流れに寄り添う生活(Life in the Flow of Time)
などを親切に案内してくれました。
ChatGPTに悪気はないのは明白です。少し詩的な表現も提示してくれてますし、丁寧に英訳までしてくれています。
しかし、第一印象としてChatGPTには
「空気を読む」という言葉をぜひ初めに学習してほしいなと思ってしまいました。
「定年後」の新たな呼称 自分で考えてみた

もう、誰かに頼らず自分で考えることにしました。
「定年後」の人生は百人百様です。自分の「定年後」にフィットする呼称は自分で考えるしかないのです。
定年に関する本をたくさん読んでいても、こんな基本的なことすら気がつきませんでした。
考え続けていると、フィットする呼称に、ある日突然出会いました。
筆者の「メモ」によると、その日は2022年11月30日と記されていました。
それは、ワールドカップ2022「カタール大会」でキャプテン吉田 麻也 選手が語った「ことば」です。
ピンときました。
この「ことば」こそ、その時の気持ちとぴったりフィットする言葉だったのです。
「次のステージ」「新しい歴史」「新しい景色」です。
◆「定年」はただの通過点、「定年後」はよりレベルの高い「次のステージ(NEXT STAGE)」なんだ。
(高いレベルといっても自分の中だけの話しなのですが…)
◆「定年後」は、「新たな歴史」を創るステージなんだ。
(創れるかどうかは自分次第なのですが…)
◆「定年後」は、より高みの「新しい景色」を見ることができるステージなんだ。
(高みかどうかは別として「新しい景色」であることは間違いないです…)
ということで、
結論として「定年後」の新しいネーミングには、
「ネクストステージ(NEXT STAGE)」
コレが一番適していると考えます!
ただ「次のステージ」というだけです。
特別なことではなく、自由に「新たな歴史」を創り、そこで「新しい景色」を見るというステージです。
トップページ『「定年後」を考える』のメニュー画像に、「NEXT STAGE」の文字をつけてみました。

また、『「定年後」を考える』のカテゴリーURL(パーマリング)にも「nextstage」をつけています。
https://lifeworkrescue.com/category/nextstage
「定年後」に何かにチャレンジするのは、「道なき道を切りひらく」という大変そうなイメージがあります。
「セカンド〇〇」とか「プラチナ〇〇」といった、決められた「意味」や「色」もかまえてしまいます。
大江 英樹さんが著書「定年前、しなくていい5つのこと」で書いているように、「ちょっと気分を変えて新しいところへお出かけしよう」ぐらいの軽い気分でよいのかもしれません。
「定年前、しなくていい5つのこと」はこちらで紹介しています»
今回は以上になります。
貴重なお時間をさき、最後までお読みいただいた方に心から感謝いたします!
「グッドルーザーではなくウィナーになりたい」
「とにかく勝って次のステージに進み、新しい歴史を作り、新しい景色を見たい」